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性別によっても異なりますが、7歳前後から9歳ごろは、顎骨を広げるなど骨格に対するアプローチができます。
保護者の方は歯並びの悪さだけに目を向けがちですが、骨格に影響する反対咬合(受け口)や、口腔習癖による開咬(前歯が噛み合わない)、唇の噛み癖による上顎前突(出っ歯)、顎骨のゆがみなどは早い段階で相談いただければ、早期治療ができます。
治療できるタイミングを逃さないでいただきたいと思います。
永福矯正歯科クリニックでは、乳幼児の予防的矯正治療のための「歯っぴい Kids Club」を実施しています。
子どもは生後6ヵ月ごろから下の前歯が生えはじめ、2歳で乳歯がすべて生え揃います。遺伝や指しゃぶり、虫歯などが原因で歯並びが悪くなり、将来矯正治療を受けなければならなくなる事態も起こり得るので、この期間のケアが重要です。
矯正治療を受けずにすむよう、また、将来矯正治療を受けることになっても、最小限の治療ですませられたり、治療期間をなるべく短くできるよう、歯並び悪化の予防指導に力を入れています。
「歯っぴい Kids Club」では、保護者の方が心配される不正咬合、虫歯、悪習癖などをなくせるよう適切な予防処置をしています。早期の原因究明、適切な治療やアドバイスにより、乳歯の時点で予防できることもあります。
保護者の方が気になられた時点で速やかに相談されることが、歯を守るための予防として重要になります。早いタイミングでご相談、「歯っぴい Kids Club」にご入会されることをおすすめします。
顎変形症とは、顎骨の形状や大きさに異常があったり、骨格的な位置のずれが著しかったりすることで、顔貌や噛み合わせに悪影響が及ぶ病気です。一般的な矯正装置を使った矯正治療だけでは、改善が困難です。
顎変形症の治療は、一般的には矯正治療と、顎骨の位置を動かす外科処置を組み合わせて行ないます。軽症の場合は矯正治療のみで改善できることもあります。
治療は、①矯正治療である程度歯並びを整える ②外科手術を行なう ③変化した顎骨に合わせて矯正治療を行なう、という流れで進行します。
当院では、外科処置は信頼できる大学病院の口腔外科と連携して行なっていますので、安心して質の高い治療を受けていただけます。
なお、顎変形症で外科処置を必要とする場合の矯正治療に保険が適用されるのは、「顎口腔機能診断施設」で治療を受ける場合に限られます。当院も該当施設ですので、保険適用で顎変形症の治療を受けていただけます。
口唇口蓋裂は先天性異常のひとつで、口唇や口蓋(上顎)に割れ目がある疾患です。とくに日本人に多い疾患といわれています。
基本的には割れ目部分を縫合する手術を行なうことで、見た目と機能を改善させます。現在は、医療技術の発達により手術の痕がほとんどわからないように治療することができるようになってきています。
なお、口唇口蓋裂の治療に保険が適用されるのは、「指定自立支援医療機関」で治療を受ける場合に限られます。当院も該当施設として厚生労働省から認可されていますので、保険適用で口唇口蓋裂の治療を受けていただけます。治療の際に育成・更正医療の給付を受けていただけます。
歯科医師や歯科衛生士が専用の機器を使って、通常の歯磨きでは落としきれない歯垢やバイオフィルム(菌膜)などを除去する、歯のクリーニングです。ラバーチップや研磨用ペーストで歯の隅々まで磨くことで、着色汚れが取れて見た目がきれいになり、歯の表面がツルツルになります。虫歯・歯周病リスクの低減、口臭の改善にもつながります。
ホームホワイトニングを受けられる場合、2回ご来院いただきます。初回に型をとり、次回完成したトレーと薬剤をお渡しします。
使用法についてしっかりとご説明しますので、不明点などがありましたらお気軽にお尋ねください。
STEP 01
ホームホワイトニングを行なう前に、トレーを歯ブラシなどで必ず清掃し、十分に水ですすいで乾燥させてください。
STEP 02
薬剤尖端のキャップを外し、歯科医師の指示どおりの量のジェルを、1歯ずつ注入してください。
STEP 03
トレーを装着したときの余分なジェルは、ティッシュペーパーや脱脂綿などで拭き取ってください。
STEP 04
歯科医師の指示どおり、決められた時間装着します。約30分から1時間を目安とし、2時間以上の装着や就寝中の装着は控えてください。
STEP 05
ホワイトニング終了後はトレーを取り外し、口を水で十分にすすいでください。
STEP 06
トレーは清潔にして、ケースに保管してください。
・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
・治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生え揃っている場合は、一般的に1年半~3年を要します。小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に行なう第1期治療で1~2年、永久歯がすべて生え揃った後に行なう第2期治療で1~2年半を要することがあります。
・歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
・装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さまのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
・治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
・歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がることがあります。
・ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
・ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
・治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
・治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
・問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
・歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
・矯正装置を誤飲する可能性があります。
・装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損することがあります。
・装置を外した後、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
・装置を外した後、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物など)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
・顎の成長発育により、噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
・治療後に親知らずが生えて、歯列に凹凸が生じる可能性があります。
・加齢や歯周病などにより歯を支える骨が痩せると、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。その場合、再治療が必要になることがあります。
・矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。
・保険診療が適用されるのは、指定自立支援医療機関(育成医療・更生医療)または顎口腔機能診断施設の指定を受けた医療機関のみとなります。
・手術は全身麻酔のもとで行ないます。
・2~3週間程度の入院が必要となり、入院前には検査のために通院していただきます。
・手術後は部分的な麻痺やしびれが出たり、まれに鼻の変形が見られることがあります。
・骨を固定するために頬側からビスを入れてプレートを留める場合、数ミリの切開が必要となることがあります。ただし、ほとんどわからない程度の小さな傷です。
・手術後しばらくは口があまり開かないので、食生活に不都合を感じることがあります。
・手術後半年から1年くらいで、プレート除去手術のため再度1週間程度の入院が必要となることがあります。
・歯の病気の治療ではないため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・歯科医院でのPMTCだけでは、虫歯・歯周病の予防はできません。日ごろから歯磨きなどのケアに努めることで、予防効果を上げられます。
・歯肉の腫れや歯肉炎のある方は、器具が当たることにより痛みや出血をともなうことがあります。
・歯と歯肉の境目への歯石の付着が多い方は、歯石除去後、歯肉から出血が見られることがあります。多くの場合、クリーニング後しばらくすると出血は治まり、1~2日で歯肉は治癒します。
・着色汚れや歯垢・歯石はPMTCで除去できますが、効果は永続的ではありません。いずれも再付着するものなので、定期的に受診して処置を受けることが大切です。
・審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・薬剤のおもな成分、過酸化尿素には歯の表面の保護膜を溶かす作用があります。保護膜が元に戻るまでの24~48時間程度は、歯の表面が荒れやすくなります。
・薬剤が歯の神経に強い刺激を与えるため、知覚過敏の症状が生じることがあります。
・低濃度の薬剤で時間をかけて白くするので、効果が現れるまで時間がかかります。
・ご自分で行なうため、白さの調整が難しく、仕上がりの予測がつきにくくなります。
・ご自分で行なうため、薬剤の量やマウスピースの使用法などが適切であるか、自己判断が難しくなります。